中古スタッドレス(4年落ち)の購入とサマータイヤの雪上での使用について

いま住んでいる群馬県は冬のアウトドア環境が充実しているので、今年こそは雪道ドライブをしたいと思って、中古でスタッドレスタイヤを購入した。

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この写真じゃわからないけど、銘柄はダンロップWINTER MAXX WM01、山もかなり残っていて殆ど使っていなかった感じ。ヤフオクで2万円ほどで落札した。

■ 使用感について

乾燥路においてはサマータイヤとそんなに違いがわからない。というのも4年落ちということもあり、かなりゴムは硬化しているからだと思う。ダンロップはBS、ヨコハマに比べると新品でも硬めらしい。わざと急ブレーキをかけるなどいやらしい実験もしたが、圧雪路を走る上では発進、停止とも全く問題ない。とはいえ長い下り坂や凍結路ではヒヤヒヤする

 

■そもそも論

車に興味がない人にとってはサマータイヤとスタッドレスタイヤでそんなに違いがあるとは考えられないと思う。サマータイヤとはいえ溝はあるわけだし、素材の違いだけで走る、停まるに関してそんなに変わらないのでは?と。自分もそう思ってました。

しかし、今日家の近くでこんな事故を見た。

f:id:Sideroad:20180202212736j:plain車の悪路走破力は最低地上高と駆動方式に大きく依存するが、その観点で言えばかつてラリーも制したアウディの四輪駆動のSUVであれば雪道は問題ないように思えるが、この車が履いていたのはサマータイヤ。裏道のカーブを曲がりきれず、民家にぶつかってしまったようだ。オイルを辺り一面に撒き散らしながら写真の空き地に放置されていた。インチ数が大きくスタッドレスをケチったのだろうが、かなり高い勉強代ですな。

スタッドレスタイヤが一般的に使われるようになったのはここ20年ほどだけど、スタッドレスタイヤの性能向上に感謝しないといけないですね。