留学準備(送金体制)〜transferwiseのセットアップ〜

渡米まであと1ヶ月になったので、そろそろ準備が本格化してきた。今回取り組んだのが、日本円建て口座→アメリカドル建て口座への両替及び送金である。

 

どうも「海外留学 口座」などで検索してみると多くの方法があるようで、どれが一番いいのか調べるのに骨が折れる。実際に日本の給与口座からアメリカでの生活に必要なドル建て口座(家賃の支払い、ドル建てクレジットカードからの引き落とし)へと送金する上で、お金がかかるプロセスはおおまかにいえば以下の2つである。

 

①円→ドルへの両替:海外旅行などでもわかるようにレートは様々で、1万円程度の両替ならまだしもウン百万円送金するのでできるだけ良いレートで両替したい

②振込手数料:日本では住信SBIネット銀行の口座を使っているので振込手数料はここ何年か支払っていなかったが、アメリカのATMから現金を引き出すには、アメリカのドル建て口座(バンカメなど)をつくる必要があるが、住信SBIネット銀行からいきなりバンカメの口座に振り込むことはできない→なにかしらドル建てで振り込める体制を作る必要がある。

 

以上の2つの観点からいろいろ調べたところ、transferwiseをいうサービスがよさそうである。詳しい説明は「transferwies お得」などでヒットするサイトに譲るとして(この辺は適当)これだけいろいろな人がお得と言っているのだから詳しいことは考えずに乗っかっておこうと思う。

 

結果から言えば問題なく本人確認などの手続きは完了しそうなのだが、いくつか悩むポイントがあったので共有したいと思う。

1.日本での本人確認について

日本の銀行口座開設と同じようにtranferwiseでも本人確認が必要となる。サービスを利用開始するには①アカウント開設②本人確認 の2つが必要だが、①の時点ではメールアドレスと自己申告の住所等が必要なくらいで、入力した情報が本当に実在するものなのかをまだ立証できておらず、実際に送金を行うには、なにかしらの形で本人確認を済ませる必要がある。実際に出国前に送金する用事があれば、送金の段階で本人確認をするため問題ないが、個人的には出国前にドルを送金する用事がない(用事のある振込先が存在しない)ため、どうやって本人確認を済ませようかと考えていた。渡米後にいくらでも本人確認はできるが、到着してから住居が確定するまでは時間が掛かるし、なにかと手続きにも慣れた日本でできることは済ませておきたかったのである。

 

結論から言えば、このページからマイナンバーカードを送ってやればOKである。

しかしこのページ、

初回の送金額が100,000円以下の場合


初回の送金額が10万円以上の場合、〜〜

となっているが、おそらく誤りだと思う。すべてのケースを分類したわけではないが、見出しと書き出しが一致してないのでもし仮に合っているとしても誤解を招く表現だと思う。いずれにせよマイナンバーカードを写真で送ってやり終了(iPhoneで撮り送った写真をairdropしたのだが変な拡張子で撮影されており無駄な手間がかかった)

transferwise.com2.申込み時の住所について

アカウントの開設時に住所をローマ字入力する欄があるが、ローマ字入力というのが、例えば「横浜市」を「YOKOHAMA CITY」「YOKOHAMA-SHI」と書くのか、日本式で住所を大項目から書くのか、はたまた米国式でその逆なのか等疑問が尽きなかった。というのも、過去にクレジットカードを「本人限定受取郵便(特定事項伝達型)」で受け取ろうとしたとき、申込み時に入力する住所と本人確認する際の証明書類(運転免許等)の住所がごく僅かにずれており(100番地1号、の1号を抜かいていたとかそういうレベル)結局発送し直しになりかなり面倒だったことがあり、かなり気になるポイントだったのである。結論から言えばアカウントの開設時のローマ字住所は米国式で問題なかった。今回transferwiseからの書類は簡易書留だったため、多少記載住所が住民票(免許)の住所とズレていようが届きさえすればOKだし、それどころか自分が受け取らなくてもOK。

 

総論として、異国への送金や書類送付、ビザの申請等普通に日本でサラリーマンとして過ごしていれば遭遇しないような事象に出くわすことが多くある。記載した情報が皆様の助けになれば幸いである。